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<年末年始の休業期間とお届けスケジュールに関するお知らせ>
いつもリトケイストアをご利用いただき、誠にありがとうございます。
年末年始の当店の休業日およびお届けスケジュールについてご案内いたします。
【休業期間】
2024年12月24日(火)~2025年1月6日(月)
※サイトでのお買い物は休業期間中も可能でございます。
【年内の最終受付・発送日】
商品発送:2024年12月22日(日)23時59分までのご注文
お問い合わせ:2024年12月23日(月)18時まで
上記期日以降のご注文・お問い合わせにつきましては、2025年1月6日(月)以降、順次対応させていただきます。
なお、年末年始は交通・天候の事情や運送業者の荷物量増加により、配送遅延が発生するケースが増えてまいりますので、あらかじめご了承くださいませ。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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※当ストアで商品をご購入いただいた売上の一部は、「島の宝を未来につなぐ」ための離島経済新聞社の活動費に充てられます。活動の詳細はこちらのリンクよりご覧ください。 https://ritokei.org/activity
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もしも自分と支え合える人数が「150人」だとしたら?
人口減・災害・孤独 etc...
これからの時代を心豊かに生き抜く原初的で先端的な思考がシマにあった。有人離島専門メディア『ritokei』を発行する離島経済新聞社と、離島地域の若手キーマンが人口減時代を心豊かに生きるすべを日本の島々からピックアップ。
技術がどれだけ進歩しても、地球上で生きる私たちが“心豊かに生きるため”に必要な思考や、普遍的な知恵はかわらない。巨大な社会問題も、「島」と「シマ(人々が支え合うコミュニティ)」から紐解けば、明るい未来が見えてくる。
「考えを逆転しましょう。島みたいなところで生きるのが人間の本当」という解剖学者である養老孟司さんや、霊長類学者・山極寿一さんのコラム、豪華有識者陣による金言も多数収録。離島に存在する好例をみつめ、離島から世界をみつめることで未来に向けてとらえるべき世界がかわります。
<ストア限定特典について>
当ページから購入いただいく本には、リトケイ直送の印である「シマ印」(本体の見返しにオリジナルスタンプを押印)と、「オリジナルしおり」が付きます。
----- Attention!! -----
※本体見返しのスタンプ押印が不要な方は、ご注文の際、備考欄に「スタンプ不要」とお書き添えください
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- 目次 -
【Introduction 離島に学ぶ、という提案】
自分と社会と地球の「豊かさ」について/ 地球の豊かさは限界状態/ 知恵と工夫が生んだ限界/ 薄い氷の上にある人間社会/ 小さな規模から紐解こう
<島に学ぶべき7つのポイント>
1 有機的な「シマ」の密集地
2 利他的生き残りの先進地域
3 「ない」から生まれる創造力と生きる力
4 誰一人とりのこせない世界
5 「足るを知る」が当たり前
6 自然と生きる豊かな感覚
7 課題も可能性もみえる「日本の縮図」
【Way 離島に学ぶ、生きるすべ】
<WAY❶ 豊かな自分をつくる>
生きるために必要な豊かさとは/「不便」か「シンプルで良い」か/ お金で買えない豊かさ/ 島暮らしは競争ではなく共歩/「助けて」が循環する支え合い/未知のウイルスにも負けないために/ 自分だったらどう思うか/ 監視と思うか、見守りと思うか/ 老いても豊かに生きるには/ 足元にある環境から宝を探す/ 疲れたら休んでもいい
<WAY❷ 豊かな社会をつくる>
皆の島は皆で守る/ 交流・対話・本気が生み出す豊かな社会/ できないことは連携で超える/ 関係人口に資源をシェアする/ 関係人口よりも信頼人口/ 公共施設づくりも工夫と連携で/ 想いだけでは叶わない/ 最小規模はふたり+コミュニティ/ 廃校を持続可能な産業や学びを育てる場に/ 受け継がなければ消える/ ラジオが育てるシビックプライド/ 方言はアイデンティティを確認する道具/ 地域の宝を守る戦い/ 買われた土地を取り戻すために/ 自治を司る「公民館」/ 高め合う集落/ 住民の健康も守るシマ/ 子どもたちが戻ってくる地域へ/ 地域の起業家に学ぶ/ 子ども「まんなか」社会とは? / 人間本来の子育て/ 夫婦だけで子どもを育てない/ そんなにめでたい話はない
<WAY❸ 豊かな地球をつくる>
地球の上で生きる感覚とは/ 自分の都合よりも環境の変化を知ること/ 枯渇しない知恵を織り込んだ伝統産業/ ひとりの百歩ではなく百人の一歩で/ 電気がない時代の豊かな知恵 ほか
【Dialogue 座談会】
<Dialogue❶生き残れるシマとは>
内山節×阿部裕志×鯨本あつこ
関係性がつくりだす「共同体」という世界/ 日本とヨーロッパ・欧米の共同体の歴史的背景/ 海士町にみる島の共同体/ 共同体に必要な暗黙のルール/ 行き過ぎた貨幣経済と虚構化される人間/ 多様なリーダーの存在が共同体を強くする/ しなやかな強さを内包する共同体の可能性
<Dialogue❷ 離島発。持続可能な未来をつくるすべ>
石田秀輝×麓健吾×額賀順子
暮らしを持続可能にする3つの要素/ 学校の復活を叶えた小さな島のコミュニティ/ 持続可能性を生む自然とコミュニティ/ 島の論理性にみる洗練された「意気」/ 教育と次世代への影響/「生きる力」も伸ばす共同体の役割/ 共感から生まれるコミュニティ
<Dialogue❸ 愛しい風景をつくり、守るすべ>
井口勝文×山下賢太×有川智子×黒島慶子
大都市中心主義とクオリティオブライフ/ 人の営みが生み出す豊かな風景/ 土着の文化が風景を守る/ 共感の創造が持続可能な暮らしの原動力/ 柔軟な制度と法律で古いものを守る/ 郷土愛こそが風景を守る/ 小さなコミュニティの自治が法を変える/地元資産の活用した公共工事を
【Data】
学びの島々へ。有人離島一覧
【コラム】
「島が本当で都市が変」養老孟司
「信頼は時間の関数」 山極寿一
<著書>
世界がかわるシマ思考制作委員会
「日本の離島は宝島」を合言葉に2010年に創立し、有人離島専門メディア『ritokei』の発行や地域づくりを行うNPOリトケイ(離島経済新聞社)のメンバーと、離島地域のキーマンや有識者による共同企画。2023年春に実施されたクラウドファンディングにより集まった約300 人の熱意をもとに、『世界がかわるシマ思考』を発行。
- 謝辞 -
この本にはNPO法人離島経済新聞社が発行する有人離島専門メディア『ritokei』(フリーペーパー版およびウェブ版)より、「世界が変わるシマ思考」というお題のもと抽出した記事を再編集して掲載しています。第3章は2023年9月に開催された座談会で語られた内容をもとに構成。
刊行にあたっては、2023年4月に実行したクラウドファンディングにご支援いただいた皆さんをはじめ、制作に協力くださった皆さんや、日頃から離島経済新聞社を応援くださる皆さんより、本当にたくさんのご協力・ご支援をいただきました。お力添えいただいたすべての方に厚く御礼申し上げます。
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※当ストアで商品をご購入いただいた売上の一部は、「島の宝を未来につなぐ」ための離島経済新聞社の活動費に充てられます。活動の詳細はこちらのリンクよりご覧ください。 https://ritokei.org/activity